あいうえお、かきくけこ、・・・両手で手元を見ずに正しく入力する基礎技能は、小学校低学年生でも10時間でマスターできます。
正しい指使いの基本を身につけて、漢字交じりの文章を正確で効率よく入力する練習へと進めていきます。
10時間で基礎が身につくのは
など、改良を重ねた練習システムによる成果といえます。
タッチタイプの練習は、時間をかけても挫折する人が多いのですが、その原因は aaa、fff、sssなど単調な練習を強いるものが多いことが挙げられます。
その単調さを避けるためにゲームを取り入れるケースが多いのですが、基礎が出来上がるまえに、ゲームで急がせることで、悪い癖をつけてしまうケースが非常に多く見られます。その結果、時間をかけても上達しにくいという状況が生まれます。
良い練習システムを使用すれば、挫折する前にタッチタイプを習得できます。
挫折しやすいのは、練習方法に問題があると言えます。
第1段階 「ローマ字50音入力コース」
第2段階 「文章入力基礎コース」
この2段階で、効率の良い文の区切りなどを意識させた漢字変換を練習します。
第3段階 「文章入力コース」
最終段階として、文章を正確に効率よく入力する練習をします。
この練習で「しゃべるように」打てるようになると、パソコンは「考える道具」になります。
自分とコンピュータとが一体となり、知的生産性をさらに高めることが出来ます。
仕事でも、手で「書く」より、キーボードで「打つ」ことの方が多くなってきました。
しかし残念ながら、キー入力の効率の良い操作方法を習った人は少なく、習う機会も多くありません。
我流での操作に自信を持てないと感じている人が多いのはそのためです。
小学校では、卒業するまでに正しい指使いでの文字入力(タッチタイプ)をマスターすることになっていますが、その教育も進んでいるとは言い難い状況です。
タイプライターを使って文章を作成する文化の無かった日本では、タイピングの練習に取組む人は非常に限られていました。
一方、情報機器の普及で文字が簡単に「打てる」ようになり、すべての常用漢字を手で書けなくても、読み方さえ分かれば「鬱」のような難しい漢字を「打つ」ことが可能になったことは、皆さんもご存じの通りです。
しかし、キーボードを操作し「打つ」教育は、緒についたばかりです。
小学校では卒業までに正しい指使いの文字入力(タッチタイプ)を身につけることが定められていますが、小学校で文字入力を身につける環境整備がいま大きな課題となっています。
タイピングの教育が日本で進まない原因は、困難な練習をしなければ身につけられない技能だと認識されてしまっていることが大きな要因と言えます。
日本タイピング協会は、「効率のよいキーボード操作」を「効率よく習得」できる練習方法を広く普及し、多くの人が日本語を「打つ」時代にあって、正しい文字入力の方法の習得し、国民の情報リテラシー向上に資することを目指しています。
この3段階の練習方法は体系化され、「指導方法」「練習システム」「検定システム」が整備されています。
初めて教える先生にも、非常に取り組み易くなっています。
このメソッドを、多くの先生、指導者と共に改良を続け、全国のパソコン教室、学習塾、学校での取り組みに広げ、すべての国民が、疲れにくく、身体によく、効率の良い日本語入力の方法を国民が身につけることで、日本の生産性向上に貢献して参りたいと日本タイピング協会は考えています。
日本タイピング協会は、パソコンをマスターするためのオンライン練習システムとして「e-脳トレ」を標準の練習システムとして採用しています。
オンライン練習システム「e-脳トレ」の機能
パソコンの初心者から上級者までに役に立つシステムです。
「e-脳トレ」システムについては、次のページをご覧ください。
●参考情報