検定試験会場関連規定(令和7101日制定)

 

1部 検定試験会場規定

 

1章 総則

1条(目的)
 本規定は、一般社団法人日本タイピング協会(以下「協会」といいます)が実施する検定試験における、試験会場の登録・運営・管理に関する事項を定めることを目的とします。

2条(定義)
 本規定において使用する用語の定義は、次のとおりです。
1.
「試験会場」とは、協会が認定した施設・団体・事業所等で、受験者が検定試験を受験できる場所をいいます。
2.
「会場責任者」とは、試験会場を代表し、受験環境の整備および受験管理を行う者をいいます。
3.
「監督者とは、試験実施時に立ち会い、身分確認やPC環境確認を行い、公正を確保する者をいいます。

【監督者の業務】
1.
受験者本人確認(氏名・身分証確認)
2.
使用機材(PC・キーボード・ネット接続等)の稼働確認
3.
試験開始前の注意事項説明
4.
試験中の監視および不正行為防止
5.
試験終了後のログ確認および結果の報告

2章 会場登録および更新

1. 登録資格
 教育機関・就労支援施設・企業・団体その他、安定した受験環境を有する施設は登録が可能です。
2.
更新
 登録は1年ごとに自動更新とし、不正・虚偽報告などの重大な違反がない限り継続します。 

 

3章 受験環境(無料級に関する特則を含む)

1. 試験会場は、安定したインターネット環境(目安:10Mbps以上)と最新ブラウザ(Google Chrome推奨)を備えること。

2.場責任者は受験機器の通信状況、キーボードの動作を確認すること。

3.無料級(8級・7級・6級)は登録会場内のみで実施でき、一般受験者には表示されません。

4.無料級は回数制限なく実施できます。 

 

4章 試験運営

・試験は原則として監督者の立会いのもと実施し、不正防止に努めます。ただし、小規模会場や障がい者受験の場合には協会が別途定める例外規定を適用できます。
・通信障害が発生した場合は、その旨メールにて協会に連絡し、別日程で再試験を行います。なお、再試験にかかる日程調整は会場が行い、追加費用は発生しません。協会は当日の電話対応を行いません。 〔コメント: 再試験の費用負担や責任所在を補足すると利用者に安心感を与えられます。〕 

 

5章 合格証発行

・無料級の合格証は会場が発行します。
・有料級の合格証は協会が発行します。

 

 

2部 検定試験業務運用規定

 

1章 検定料および支払い方法

1. 無料級(8級〜6級)は受験料を徴収しません。
2.
有料級(5級以上)の検定料は登録会場口座から引き落としとなります。
3.
引き落としは毎月末締め、翌々月末日以降に協会指定日に実施します。なお、引き落とし日が金融機関休業日にあたる場合は翌営業日に実施します。 

 

2章 受験申込の有効期間

1. 受験申込の有効期間は申込日から2か月間です。
2.
有効期間を過ぎた場合は受験できず、申込は無効となります。
3.
理由の如何を問わず受験料の返金は行いません。
4.
再受験を希望する場合は、新規申込を行ってください。

3章 トラブル対応

・ラブル発生時のご連絡・ご相談は、電話対応ではなく メールにて承ります

・通信障害や停電等により試験が遂行できなかった場合は、別日程にて再試験を実施いたします。

4章 広報およびロゴ使用

・協会ロゴは改変不可であり、縦横比を保持したまま使用してください。最小サイズは横幅20mm以上とし、カラーは協会指定の公式ロゴカラーを使用してください。

 

3部 検定試験に関するよくある質問(FAQ

 

 


Q.
無料級の受験回数に制限はありますか?
A.
制限はなく、何回でも受験できます。

Q.
有料級の検定料の支払い方法は?
A.
毎月末締め、翌々月末日以降の協会指定日に引き落とされます。

Q.
試験中に通信障害が起きた場合は?
A.
別日程で再試験を行ってください。協会は当日の電話対応を行いません。

Q.
なぜGoogle Chromeを推奨しているのですか?
A.
システムはChrome基準で開発されています。動作が安定し、自動更新により常に安全な状態を保てるためです。